手足のむくみが顕著に現れる病気
手足のむくみに加え、全身の気だるさ、しびれ、腱が動かない、どうきなどを伴っている場合、ビタミンB1が欠乏していると考えられています。
また、特に女性の場合ですが、夕方に近づくにつれ、むくみがひどくなっていく場合、リンパ浮腫が疑われます。
まず、ビタミンB1欠乏症から。
ビタミンB1欠乏症は、日本では昔から脚気として知られていました。もちろん、終戦後栄養状態が改善されてから、ずいぶん減りましたが、最近、特にインスタント加工食品ばかり食べて栄養に偏りがある人が増えてから、この末梢神経系の病気が増えてきています。
また、ビタミンB1欠乏症には、ウェルニッケ・コルサコフ症候群が原因のものもありますが、こちらの方は、もともとアルコール依存症の方に見られるもので、中枢神経の病気になります。
さて、ビタミンB1欠乏症の治療ですが、もちろん注射で、ビタミンB1を補給することになります。過剰摂取には副作用の可能性があるため、専門医に診断してもらい、指導を受けながら治療を進めます。
もう一方の、女性に多いリンパ浮腫。これは、とても怖い病気で、なんらかの理由によってリンパ管が圧迫されて、その結果、リンパ内のタンパクが外に流出してしまうことです。
さらに進行していくと、むくみから、皮膚の繊維まで変わっていき、固まっていきます。最終的に、「象皮症」とよばれるごわごわの皮膚になってしまう可能性のある病気です。
リンパ管の圧迫の原因には、悪性腫瘍などがありますが、もちろんこの場合はがん治療を行ないます。
また、ストレスなどごく一時的な圧迫の場合は、一般的なむくみの解消と同様に、エクササイズやマッサージ、温浴などで対処していきます。
もし、皮膚が硬くなるなどの硬化の兆候が見られた場合、慎重な検査が必要になります。繰り返し手足に顕著なむくみが現れる場合、医師の診断を仰ぐことをおすすめします。
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日時: 2010年08月14日 10:06 | パーマリンク
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